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商品 No. FM-0023
画題 楓に山羊図
小柄:堀江興成(花押)目貫:無銘(興成)
小柄
惣金魚子地 四分一据紋 金色絵
長さ9.73cm/幅1.47cm
武蔵国江戸
時代 江戸時代中期
特製落し桐箱
日本美術刀剣保存協会鑑定書
鑑定書 保存刀装具
交付日 平成25年11月01日
価格 400,000円 購入
説明
堀江興成は15歳で浜野政随に入門して益随と名乗り、明和六年(1769)政随没後に大森英秀門に転じて師の一字をもらい英俊と改め、独立開業したのちに興成と名乗る。阿波蜂須賀家25万石の抱工となった後は藩邸内に住んで門弟の育成に力を注いだ。江戸中期の上工。銘は初め楷書だが晩年には特徴のあるのびやかな草書体銘となる。「興」の字をくずして「奥」の字に似る字体を切る。赤銅魚子地に高彫色絵の手法が得意。本作は 山羊(やぎ)と八つ手の小柄・目貫二所物。山羊は繁殖力強く厳しい環境にも耐え、八つ手は丈夫で魔除けとして庭に植えられた。子孫繁栄の意味がある組合せ。全体を金の薄板で包んだ惣金華やかな小柄には草書銘が刻され、精巧な鏨使いの八つ手山羊の紋、同目貫が揃う二所物。