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商品 No. KOZ-2958
画題 薬玉図
東益常(花押)
材質 赤銅魚子地 高彫 象嵌色絵
武蔵国江戸
時代 江戸時代後期
落し桐箱
寸法
長さ
9.7 cm
1.48 cm
日本美術刀剣保存協会鑑定書
鑑定書 特別保存刀装具
交付日 令和7年4月1日
価格 300,000円 購入
説明
薬玉(くすだま)は、今日めでたい行事の開幕にあたり用いられる飾り物であるが、本来は、五月五日の節句に、悪鬼を払い長寿を願うために宮中で用いられた飾り物。麝香(じゃこう)、丁子(ちょうじ)、沈香(じんこう)といった香りのよい薬物をひとつの袋に詰めたことから薬玉という。薬玉の袋には蓬(よもぎ)や菖蒲などを結び付け、さらに造花や五色の糸で飾って美観が添えられた。作者の東益常(あずま ますつね)は後藤光美(十五代宗家)の門人。京都出身、江戸住。本作は、後藤流の上品で優美、高尚な薬玉図小柄。2014年保存審査合格を2025年2月刀装具審査で特別保存に昇格。