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商品 No. TSU-2911
画題 漢詩図
無銘(水戸)
材質 山銅磨地 木瓜形 毛彫 覆輪耳
常陸国水戸
時代 江戸時代後期
落し桐箱
寸法
7.01 cm
6.03 cm
切羽台厚さ
0.51 cm
日本美術刀剣保存協会鑑定書
鑑定書 保存刀装具
交付日 令和06年07月02日
価格 80,000円 購入
説明
漢詩は江戸期から明治初期にかけて盛んに読まれた。朱子学を背景に「文人」と呼ばれる詩人たちを多く輩出し、頼山陽の詩は今日でも広く詩吟として愛吟されている。幕末には島津久光(薩摩藩十代藩主斉興の五男・斉彬の異母弟)や伊達宗賢(むねやす・仙台藩九代藩主)などが漢詩の名人として知られている。本作漢詩は「村江月已別高楼夜不猶(川の辺の村、高楼を照らした月は時が流れ傾いても猶昼間のように明るい)」か。本作は作風より、また鑑定書の極めにもある水戸金工作。幕末志士の情景が詠まれている。2024年保存刀装具審査合格。2025年3月落し箱にして更新。